
【日進市で増える相続相談】「相続対策でアパート購入」は本当に得?知らないと危険な落とし穴とは
【日進市で増える相続相談】「相続対策でアパート購入」は本当に得?知らないと危険な落とし穴とは
「相続税対策で不動産を買った方がいいですか?」
最近、日進市でもこのご相談が非常に増えています。
特に、
・預貯金が多い
・土地を売却して現金化している
・相続税が心配
・子供へ資産を残したい
という方から、「賃貸物件を購入した方が節税になると聞いた」というお話をよく頂きます。
確かに、不動産を活用した相続対策は昔から行われている代表的な方法です。
しかし、実は「物件を買えば安心」という訳ではありません。
今回は、日進市で不動産相続相談を受ける中で感じる、「相続対策としての不動産購入」について分かりやすく解説します。
■ なぜ不動産購入が相続対策になるの?
最大の理由は、「相続税評価額を下げられる可能性がある」からです。
現金は、1億円持っていれば、そのまま1億円として相続税評価されます。
しかし、不動産は違います。
例えば土地の場合は、相続税評価額は「路線価」や「固定資産税評価額」を基準に計算されるため、一般的には実際の売買価格より低く評価されるケースが多くあります。
さらに建物も、建築費そのままではなく「固定資産税評価額」で評価されるため、新築時の費用より低い金額になることがほとんどです。
つまり、
「現金 → 不動産」
へ資産を変えることで、相続税評価額を圧縮できる可能性があるのです。
■ 賃貸物件ならさらに評価減になることも
特に、アパートや賃貸マンションなどの「貸家」は、さらに評価減が受けられる場合があります。
例えば、
・建物は貸家評価で減額
・土地は貸家建付地評価で減額
されるケースがあります。
そのため、実際には高額な資産でも、相続税上はかなり低い評価になることがあります。
これが、「相続対策でアパートを建てる」という考え方の基本です。
■ ただし…ここが大事です
しかし、日進市でも近年増えているのが、
「節税目的で購入したが、相続後に家族が困っている」
というケースです。
例えば、
・空室が多く赤字経営
・借入返済が重い
・修繕費が高額
・売りたくても売れない
・兄弟で分けにくい
など、不動産特有の問題が発生します。
特に日進市でも、立地によって賃貸需要は大きく変わります。
「相続税対策になる」と言われるまま購入してしまうと、相続後に“負動産”になってしまう可能性もあります。
■ 本当に大切なのは「家族が困らない設計」
相続対策は、単なる節税だけではありません。
・誰が引き継ぐのか
・収支は合うのか
・将来売却できるのか
・管理できるのか
・家族で揉めないか
ここまで考えて初めて、「良い相続対策」と言えます。
■ まとめ
✅ 不動産購入は相続税評価額を下げられる可能性がある
✅ 賃貸物件ならさらに評価減が期待できる
✅ しかし、物件選びを間違えると相続後に家族が苦労するケースも多い
✅ 「節税」だけでなく、「承継後」まで考えることが重要
日進市でも、相続対策として不動産購入を検討される方は増えています。
だからこそ、税理士・司法書士・不動産会社など、それぞれの専門家と連携しながら、「家族にとって本当に良い相続対策か」を考えることが大切です。
