
【日進市で相続を考える方へ】相続税は誰が払うの?〜知らなきゃ損する基本ルール〜
【日進市で相続を考える方へ】相続税は誰が払うの?〜知らなきゃ損する基本ルール〜
「相続税って、結局誰が払うの?」
日進市でも、相続相談の際によくいただく質問の一つです。
親御さんが亡くなり、実家や預貯金を相続することになったとき、
- 「長男が全部払うの?」
- 「配偶者は払わなくていい?」
- 「不動産しかない場合はどうするの?」
など、不安になる方は少なくありません。
今回は、日進市で相続や実家の相談を多く受けている立場から、「相続税は誰が払うのか?」を分かりやすく解説します。
■ 相続税を払うのは「財産を受け取った人」
相続税は、亡くなった方の財産を受け取った人が、それぞれの取得割合に応じて負担する税金です。
例えば、
- 母
- 子ども2人
の合計3人で相続した場合、遺産を3分の1ずつ受け取れば、相続税も原則3分の1ずつ負担します。
つまり、「代表者がまとめて払う税金」ではなく、各相続人ごとに申告・納税を行うのが基本ルールになります。
■ 相続税の対象になる人とは?
相続税の対象になるのは、次のような方です。
・相続人として財産を受け取った人
配偶者、子ども、場合によっては兄弟姉妹などです。
・遺言で財産を受け取った人
法定相続人でなくても、遺言で財産を取得すれば相続税の対象になります。
・生前贈与などで特別な利益を受けた人
亡くなる前に多額の贈与を受けていた場合などは、相続税計算に含まれるケースがあります。
■ 日進市でも増えている「実家だけ相続」のケース
日進市では、戸建住宅や土地を所有されているご家庭が多く、
- 「預貯金は少ない」
- 「財産のほとんどが実家」
というケースも珍しくありません。
この場合、相続税を支払うための現金が足りず、
- 実家を売却する
- 不動産を活用する
- 延納や物納を検討する
といった判断が必要になることがあります。
特に最近の日進市は地価上昇の影響もあり、「思った以上に相続税評価額が高かった」というご相談も増えています。
■ いくらから相続税がかかるの?
相続税には「基礎控除」という非課税枠があります。
計算式は、
3,000万円 +(600万円 × 法定相続人の数)
です。
例えば、法定相続人が3人なら、
となり、遺産総額が4,800万円以下であれば、原則として相続税はかかりません。
ただし、「相続税がかからない=何もしなくていい」ではありません。
不動産の名義変更(相続登記)は義務化されているため、注意が必要です。
■ 相続税の申告期限は「10ヶ月以内」
相続税は、亡くなってから10ヶ月以内に申告・納税を行う必要があります。
流れとしては、
- 相続発生
- 財産調査
- 不動産評価
- 遺産分割協議
- 相続税申告・納税
という順番で進みます。
期限を過ぎると、
- 延滞税
- 加算税
- 特例が使えない
などのリスクもあるため、早めの準備が大切です。
■ 「誰か一人が払えばいい」は要注意
「長男がまとめて払う」というケースもありますが、実際には注意が必要です。
本来負担すべき相続税を他の相続人の代わりに支払うと、後から“贈与”と判断される可能性もあります。
そのため、
- 誰が
- いくら負担するのか
を明確にしておくことが重要です。
■ まとめ
相続税は、「財産を受け取った人」が、それぞれの取得割合に応じて負担する税金です。
日進市でも、
- 実家の相続
- 空き家問題
- 相続税対策
- 認知症による資産凍結
などのご相談が年々増えています。
「うちは相続税がかからないと思っていた…」
「実家を売らないと納税できないかもしれない…」
そんな事態を防ぐためにも、早めの準備と専門家への相談が大切です。
相続は“まだ先”と思っていても、突然始まります。
まずは、ご家族で「財産をどう引き継ぐか」を話し合うことから始めてみましょう。
