
亡くなった方名義の不動産はどう調べる?日進市で活用できる「名寄帳」とは
亡くなった方名義の不動産はどう調べる?日進市で活用できる「名寄帳」とは
相続が発生したとき、最初に確認したいことの一つが、亡くなった方が所有していた土地や建物です。
「自宅以外にも土地を持っていたらしい」「昔購入した土地があるかもしれない」「どこに不動産があるのか家族も分からない」というご相談は、日進市でも珍しくありません。
亡くなった方名義の不動産を調査する方法の一つに、市役所で取得できる「名寄帳」があります。
名寄帳とは?
名寄帳とは、固定資産税の納税義務者ごとに、所有している土地や建物などを一覧にした書類です。
日進市では「名寄帳兼課税台帳の写し」として交付されており、相続人も、戸籍など相続関係が分かる書類を提出することで取得できます。
名寄帳を確認すると、日進市内にある亡くなった方名義の土地や建物について、所在地、地目、面積、評価額などを把握できるため、相続不動産を調査する際の重要な資料になります。
名寄帳だけで安心とは限りません
ただし、名寄帳だけですべての不動産を完全に把握できるとは限りません。
名寄帳は固定資産税の課税台帳をもとに作成されるため、非課税となっている土地や、課税の対象として十分に把握されていない不動産などが、調査から漏れる可能性があります。
例えば、自宅前の道路部分について、亡くなった方が私道の持分や土地の所有権を持っているケースがあります。不特定多数の人が通行するなど、公共性の高い私道は、税務上の評価がされない場合もあります。
こうした道路持分を見落としたまま相続手続きを終えると、将来自宅を売却するときに、道路部分だけ亡くなった方の名義で残っていることが判明する場合があります。
日進市外の不動産にも注意
日進市で取得する名寄帳に記載されるのは、基本的に日進市内の不動産です。
亡くなった方が長久手市、名古屋市、東郷町、岐阜県などにも不動産を所有していた場合は、それぞれの市町村で調査する必要があります。
また、2026年2月2日からは、法務局で本人や亡くなった方名義の登記不動産を一覧で確認できる「所有不動産記録証明制度」も始まっています。名寄帳と法務局の制度を組み合わせることで、より正確な調査が可能になります。
相続不動産の調査では、名寄帳、固定資産税納税通知書、権利証、登記情報、公図などを照合することが大切です。
SAGAS不動産では、日進市の不動産事情に詳しい地元の不動産会社として、相続不動産の調査から査定、売却、活用方法までサポートしています。
「亡くなった親の不動産がすべて分からない」という方は、相続手続きを進める前に、専門家へ相談することをおすすめします。
