
【日進市で相続対策】遺言書には「付言事項」を書くのがおすすめです
【日進市で相続対策】遺言書には「付言事項」を書くのがおすすめです
日進市で相続対策を考えている方から、「遺言書には何を書けばよいですか?」というご相談をいただくことがあります。
遺言書では、誰にどの財産を相続させるのかを決めることができます。しかし、財産をすべての相続人に完全に公平に分けることは、実際には簡単ではありません。
たとえば、「長男には自宅を相続させる」「長女には預貯金を相続させる」と決めた場合でも、不動産と預貯金では価値が異なることがあります。
そのようなときに大切になるのが「付言事項(ふげんじこう)」です。
■付言事項とは?
付言事項とは、遺言者が家族に伝えたい想いや、遺言内容を決めた理由を書く部分です。
付言事項そのものには、基本的に遺言としての法的効力はありません。しかし、なぜこのような遺産分割にしたのかという本人の気持ちを伝えることで、相続人が遺言内容を理解し、納得しやすくなる効果が期待できます。
たとえば、
「長男には自宅を守ってもらいたいので、自宅を相続させます」
「長女にはこれまで介護で大変お世話になったので、預貯金を多めに相続させたいと思います」
「財産の金額に差が出てしまいますが、兄弟仲良く助け合って暮らしてください」
このように、遺言内容を決めた理由や家族への感謝の気持ちを書くことができます。
■遺言書を書くときのポイント
遺言書を作成するときは、まず自分の財産を整理しましょう。
不動産、預貯金、株式、生命保険などを確認し、「誰に、どの財産を残したいのか」を考えます。
特に日進市では、自宅や土地などの不動産が相続財産の大きな割合を占めるケースも多く、不動産は現金のように簡単に分けることができません。
そのため、
①財産を整理する
②相続人を確認する
③誰に何を相続させるか決める
④遺留分にも配慮する
⑤最後に付言事項で自分の想いを書く
という順番で考えると整理しやすくなります。
また、自筆証書遺言の場合は法律で定められた方式を守る必要があります。内容や形式に不安がある場合は、公正証書遺言を利用する方法もあります。
■遺言書は「財産」だけでなく「想い」を残すもの
遺言書は、単に財産の分け方を決める書類ではありません。
相続人からすると、「なぜ自分にはこの財産なのか」「なぜ兄弟で金額が違うのか」が分からないことで、不満や相続トラブルにつながることがあります。
だからこそ、遺言書には付言事項を活用し、自分の考えや家族への感謝を言葉にして残すことが大切です。
日進市で相続や不動産の遺言対策を考えている方は、不動産の価値を確認しながら、将来の遺産分割まで考えて準備しておくことをおすすめします。
※遺言書の作成方法や遺留分などは個別事情によって異なります。実際に作成する際は、司法書士・弁護士などの専門家への確認をおすすめします。
