
日進市で実際にある「相続の嘘みたいな現実」~揉めない相続準備のために今できること~
日進市で実際にある「相続の嘘みたいな現実」~揉めない相続準備のために今できること~
「うちは家族仲が良いから大丈夫」
相続のご相談を受ける中で、最もよく聞く言葉です。しかし実際には、生前は仲の良かった家族が相続をきっかけに関係を断ってしまうケースも少なくありません。
今回は、日進市でも実際に起こり得る「相続の嘘みたいな現実」と、揉めないための対策についてお伝えします。
兄弟仲が良かったのに、相続後に絶縁状態になる
親が亡くなるまでは仲の良かった兄弟姉妹でも、遺産分割の話が始まると状況が一変することがあります。
「親の介護をしていたのは自分だ」
「生前に多く援助してもらったはずだ」
「実家は自分が引き継ぎたい」
このような主張がぶつかり、感情的な対立へ発展するケースは珍しくありません。
特に「親がこう言っていた」という口約束は、証明できないためトラブルの原因になりやすいのです。
遺言書が家族を敵同士にしてしまうことも
遺言書があれば安心と思われがちですが、その内容によっては争いの火種になることもあります。
例えば、
「長男に全財産を相続させる」
という内容の遺言が見つかった場合、他の相続人は遺留分侵害額請求を行うことができます。
結果として親族間の関係が悪化し、調停や裁判へ発展するケースもあります。
突然、知らない相続人が現れる
相続手続きを進めている途中で、亡くなった方に認知された子どもがいることが判明する場合があります。
戸籍を収集して初めて分かることもあり、その方にも法定相続権があります。
預金の解約や不動産の名義変更が進まなくなり、手続きが長期化する原因になります。
財産より借金が多かった
「実家もあるし預金もあるから安心」
そう思っていたら、実は多額の借金や保証債務が見つかるケースもあります。
相続人が財産を処分したり預金を使ったりすると、相続を承認したとみなされる可能性があります。
その後に借金が発覚しても、負債を引き継がなければならないことがあります。
「この家はお前にやる」と言われていたのに…
親から長年、
「この家はお前に残す」
と言われていたにもかかわらず、遺言書が存在しなかったため、法定相続人全員で分割協議を行うことになったケースもあります。
結果として話し合いがまとまらず、家を売却して現金で分けることになることも少なくありません。
口約束だけでは権利を守れないのです。
節税対策のつもりが逆効果に
相続税対策として毎年少しずつ贈与していたつもりでも、実際には受贈者が自由に管理していなかった場合、「名義預金」と判断されることがあります。
その結果、贈与したつもりのお金が相続財産に戻され、想定以上の相続税が発生することもあります。
相続放棄したつもりだった
相続放棄には、原則として相続開始を知ってから3か月以内という期限があります。
「そのうち手続きしよう」と思っている間に期限を過ぎてしまい、借金まで相続することになったケースもあります。
相続放棄は早めの判断が重要です。
日進市で揉めない相続準備をするために
相続トラブルの多くは、
・遺言書がない
・財産内容が分からない
・家族で話し合っていない
・専門家へ相談していない
ことが原因です。
日進市でも高齢化が進み、相続や空き家の相談は年々増加しています。
相続は「その時が来たら考える」ではなく、「元気なうちに準備する」ことが何より大切です。
